タイガー、今季メジャー初Vに王手!

USPGAツアー


 タイガー・ウッズ(米)が予選ラウンドまでのリードを広げ、今季メジャー初優勝に王手をかけた。

 米男子ツアーの今季メジャー最終戦、第89回 全米プロゴルフ選手権は現地時間11日、オクラホマ州タルサのサザンヒルズCCを舞台に、第3ラウンドの競技を終了。前日メジャーレコードタイの『63』と爆発して単独トップに躍り出たタイガーが、この日は堅実なプレーで1アンダー69にスコアをまとめ、通算7アンダーでポールポジションをキープした。

 3打差の2位にスティーブン・エイメス(カナダ)、4打差の3位にウッディ・オースティン(米)。通算1アンダー単独5位でアーニー・エルス(南ア)が続いた。

「今日はやるべきことをきっちりやった。アンダーパーで回り、リードを増やそうというのがテーマだったからね。ミスを最少限に抑えて、欲張らず、堅実なプレーを心がけた」と世界ナンバー1プレーヤー。2バーディ、1ボギーの内容は観る側にとっては物足りなかったが、「午後になるとグリーンはスパイクマークだらけで転がりが一定ではなくなる。無理に狙うとイヤな距離が残るから、ファーストパットをなるべくカップに近づけ、セカンドパットの距離を残さないようにした」とタイガー。

 過去メジャー12勝はいずれも、54ホールを終えてトップまたはトップタイに立った時。データからいえばメジャー13勝目は確実といえそうだ。「良いシーズンだったと、胸を張って言うためにもメジャーで勝っておきたい」と言うタイガーの勝利を疑う人間は、限りなく少なくなった。

 しかしタイガーの独走に待ったをかけようとしているのが5位に順位を上げたエルス。「皆はもう優勝が決まったように言うけれど、データがそうだからといって、我々はまだ諦めるわけにはいかない。明日まだ18ホールあるんだからね。ゴルフは最後まで何があるかわからないよ」。

 エルスは出だし間もない4番でダブルボギーを叩いてつまずいたが、後半に4バーディ(1ボギー)を奪って1アンダー69をマーク。「本当は前半から飛ばして、チャージをかける予定だった。そうすれば少しは上にプレッシャーをかけられるからね」とタイガーの独走を阻止するつもりが、思ったようにスコアを伸ばせず渋い表情。それでも久々のメジャー制覇に向け、希望を失っていないようだ。

 その他この日のベストスコア、5アンダー65で回ったブー・ウィークリー(米)が通算イーブンパーで前日の55位タイから6位タイに浮上した。ジョン・デイリー(米)はスコアを3つ落とし、17位タイに後退。フィル・ミケルソン(米)は通算7オーバー56位タイに低迷している。

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