E.エルス2度目の3連覇!! 欧州ツアー初の年間400万ユーロ突破
欧州ツアー
アーニー・エルス(南ア)が接戦を制して本大会2度目の3連覇を成し遂げた。
16人の精鋭が技を競った欧州ツアー、HSBC世界マッチプレー選手権の決勝は現地時間17日、英国サーレーのウェントワースCを舞台にエルス vs. リー・ウェストウッド(英)で行われ、差が2ホール以上開かない激戦の末、エルスが2 and 1で勝利をおさめた。
94〜96年に続く2度目の3連覇。今大会で圧倒的な強さを誇るエルスは「今日起こったことは本当に素晴らしい。何と言ったらいいかわからないよ。ここでまた勝ててうれしい。まだ僕は35歳なのに、もう6回も勝っているんだから、この先もこういうプレーを続けたい。もっともっと記録は積み重ねていきたいけど、自分にはプレッシャーをかけたくない」と、言葉が止まらないほど喜びに浸った。
ウェストウッドが1番でボギーを叩き、エルスのリードで始まったマッチだったが、3番でエルスがボギーを叩いてオールスクエアに。5番、6番で連続ボギーを叩いた時には、ウェストウッドに2アップを許したが、これが最大差。7番、9番のバーディで追いついた後もウェストウッド有利でゲームは進んだが、17番ロングでウェストウッドが、ギャラリーからのシャッター音に影響を受けてOBを叩いてボギーとしてから流れが変わった。
ここでオールスクエアになった後、4ホールはどちらも譲らなかったが、21ホール目でエルスが遂にバーディ。1アップを奪うと、ウェストウッドはその後追いつくことができず、結局、因縁の17番、35ホール目で決着がついた。
敗れたウェストウッドは、肺にウィルスが入って眠れず、体調万全でなかったことを告白したが「すべてはパッティング。それに長いシーズンの終盤に来てひどいコンディションに何度か見舞われ、徐々にエネルギーを失ってしまった」と敗因を分析し、肩を落とすしかなかった。
エルスは、欧米ツアーを通じて最高額の優勝賞金100万ポンド(約1億9,700万円)を手にして、今季の欧州ツアー獲得賞金は406万1,904ユーロ(約5億5千万円)。史上初めて年間400万ユーロの大台を突破する記録尽くめの優勝となった。