E.エルス追い上げ及ばず! プレーオフでC.シュワーツェルが初V
欧州ツアー
2年連続欧州賞金王の追い上げは遅きに失した。
欧州ツアーと南アフリカのサンシャインツアーが共催したダンヒル選手権最終日(現地時間12日、南ア、ムピュマランガ、レパードクリークGC)、4打差5位タイからのチャージに賭けたアーニー・エルス(南ア)だったが、出だし11ホールで2オーバーではさすがに苦しかった。
12番からは実力を発揮して、5バーディ、1ボギーの猛攻を見せたが1打及ばず。通算6アンダーの3位タイに終わり、地元のギャラリーはため息をついた。
前日首位のニール・チーサム(英)が、3番までに通算10アンダーとスコアを伸ばしたが、難しいグリーンに手こずって3パットを連発、16番で通算6アンダーまで後退してしまった。最終18番でバーディを決め、何とか通算7アンダーにしたものの、やはり3パットを連発した地元南アのシャール・シュワーツェルと並んでプレーオフに突入した。
18番パー5で行われた1ホール目。シュワーツェルがティーショットをプッシュして右の林に打ち込んでいるスキに、チーサムはフェアウェイからグリーンをとらえ、ファーストパットで約2.4メートルのバーディチャンスにつけた。一方、シュワーツェルは第3打をグリーンオーバーさせてあわや池ポチャの大ピンチ。かろうじて止まったところから約1.5メートルのアプローチが残った。
チーサムがバーディパットを決められなかった直後に、シュワーツェルがチップインさせてバーディ。試合をひっくり返し、地元のギャラリー、家族、友人の前でドラマティックな初優勝を挙げた。シュワーツェルは声を上ずらせ「あのチップショットは緊張したけど、ああいうショットのために練習をしてきたんだ。本当に本当にハッピー!」と歓喜に浸っていた。
なお、99年以来の優勝を狙ってチーサムに1打差の2位でスタートした45歳のベテラン、デビッド・フロスト(南ア)は、最終日74と崩れ、通算5アンダー6位タイに終わっている。