無名のクラブプロ メジャータイトルへ王手!

USPGAチャンピオンズツアー


 大会直前のクオリファイ(予選)を突破し出場権を得た無名のクラブプロが、メジャータイトルに王手をかけた。

 米チャンピオンズツアーと欧州シニアツアーが共同開催するメジャー大会、全英シニアオープン(北アイルランド、ポートラッシュ、ロイヤル・ポートラッシュGC)は現地時間の24日、第3ラウンドを終了し、ノーシードの伏兵ピーター・オークレー(米)が通算2アンダーで単独トップに立った。

「ただでさえ難しいコースなのに、この寒さと風ではスコアメイクができない。特に今日の風はしょっちゅう向きが変わって読みにくかった」と大御所のトム・カイト(米/2打差4位タイ)が愚痴をもらすほどの難コンディション。そんな中、ツアープロではなくクラブプロ出身のオークレーが首位に立ったのだから本人もびっくり。

「こんな展開は全く予想していなかった。予選に通って、この大会に出ることの方が目的だったから、それ以降のことは全く考えていなかったよ」と笑いが止まらない。しかも132人中20人にしか本戦への切符が与えられなかった予選を突破したことですでに、「満足だった」と謙遜する。

 この日は、前述のカイトとマーク・ジェームス(英/4位タイ)と同組でのラウンド。「2人とも昔からテレビで見て憧れてきたプレーヤーたち。彼らと一緒の舞台に立てるなんて最高だったよ。それに2人ともすごく紳士的で良くしてもらった。緊張するどころかリラックスして気持ち良くプレーできた」と振り返り、再び笑顔を見せた。

 1打差の2位タイにはドン・プーリー(米)とマーク・マクナルティ(アイルランド)、さらに1打差にカイト、ジャームスと百戦錬磨の実力者が後に控えている。しかし、ビギナーズラック(?)を生かしたいオークレーももちろん優勝候補の一角だ。

 日本勢は、海老原清治がこの日4つスコアを落とし、通算7オーバーでトム・ワトソン(米)と同じ20位タイにつけたのが最高。2年前の本大会チャンピオン、須貝昇は通算9オーバー31位タイ、青木功は通算12オーバーの51位タイに低迷している。なお尾崎健夫、ドラゴン滝の2人は予選で姿を消した。

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