ドリームチーム総崩れ、流れは完全に欧州へ
USPGAツアー
前日(現地時間16日)華やかに行われたライダーカップ(米・オーランド・ヒルズCC)開会式では歌手のチャカ・カーンが歌を披露。俳優のサミュエル・L・ジャクソンやマイケル・ジョーダンが激励に駆けつけ、戦闘機までが米国チームの勝利を祈って上空を旋回するなどお祭りムードは最紅潮。初日会場を埋め尽くした大勢のギャラリーのお目当ても当然、スター選手を揃えた米国チームだった。
ところがいざ蓋を開けてみると、「こんなにギャラリーがシンと静まり返っているライダーカップは初めて」とセルヒオ・ガルシア(スペイン)が口にしたほど、米国チームの惨敗にファンまでが意気消沈する事態が勃発した。「でもギャラリーが静かだってことは、我々ヨーロッパチームにとってはいいサインだけどね」。(ガルシア)
そのガルシアは午前のフォーボールマッチではリー・ウェストウッド(英)とのペアでデビッド・トムズ&ジム・フューリックのメジャーチャンピオンコンビを5 and 3の大差で破り、午後のフォーサムではルーク・ドナルド(英)と組んでケニー・ペリー&スチュワート・シンク組を破り2連勝を挙げた。
その他午前中に引き続き、タイガー&ミケルソン組をダレン・クラーク(北アイルランド)、リー・ウェストウッド(英)の仲良しコンビが破るなど、初日は欧州チームの圧勝に終わった。
「観ていてゾクゾクした。予想以上の出来。こんな展開、信じられないと言う人もいるだろうが、我々にしてみれば当然だと思う。何しろ皆、自信に満ちあふれているからね」とキャプテンのベルンハルト・ランガー(独)も手放しでチームの優勢を喜んだ。
もちろん今後、ひと波乱もふた波乱もあるのだろうし、米国チームがこのままズルズルと負け続けるとは思えないが、欧州チームに傾いた流れを取り戻すのはかなり大仕事となりそうだ。