打倒V.シンに燃えるE.エルスが2度目の大会3連覇に挑む

欧州ツアー


 アーニー・エルス(南ア)が、直接対決でライバル、ビジェイ・シン(フィジー)を下そうと意気込んでいる。

 欧州ツアー、HSBC世界マッチプレー選手権(英国サーレー、ウェントワースC)は、わずか16人にしか出場資格のない厳しい大会だ。

 94〜96年の3連覇続く、2度目の大会3連覇を狙う世界ランク2位のエルスは、1回戦でスコット・ドラモンド(英)とぶつかるが、それよりも決勝戦まで勝ち進めば当たる可能性のある世界ランク1位のシンとの戦いに気持ちをはやらせている。

 今年のエルスは、昨年に続き欧州ツアー賞金ランクをリードし、世界ランクでもタイガー・ウッズ(米)を抜いたものの、メジャートーナメントではことごとく惜敗を喫している。中でも、最後にタイトルに迫った全米プロでは、1打足りずにプレーオフに残れず、シンに優勝をさらわれている。また、今大会に限っても、4連覇がかかった97年の決勝でシンに敗れ、悔しい思いをしただけに、ライバル意識はことのほか強い。

 シンのほうも、シーズン途中で使用をやめたとはいえ、長年愛用してきた中尺パターについて「あれはゴルフの本質と違うからルールで禁止すべき」と発言したエルスに対し、快く思っていないだけに、ぶつかり合えば火花が散るのは必至の状況だ。

 もちろん1回戦から36ホールで行われるマッチプレーのため、大番狂わせの可能性も大きいとあって、他の選手も気合十分。1回戦でシンとぶつかるライダーカップ主将のベルンハルト・ランガー(独)を筆頭に、同大会の圧勝以来、元気いっぱいの欧州チームメンバーも多く、目の離せない展開になりそうだ。

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