タイガー猛追! 一気V戦線浮上
USPGAツアー
初日出遅れた新婚のタイガー・ウッズ(米)がベストスコアで一気に優勝戦線に浮上した。
米男子ツアーの今季最終戦ザ・ツアー選手権(ジョージア州アトランタ、イーストレイクGC)は現地時間の5日、賞金ランク上位30人が一堂に会して第2ラウンドの競技を行い、この日ノーボギーの6アンダー64をマークしたタイガーが通算4アンダーまでスコアを伸ばし、前日の19位タイから首位のジェイ・ハース(米)に3打差の3位タイに大きく順位を上げた。
今大会2日間を通してのベストスコアをマークしたタイガーは「今日はバカげたミスをほとんどしなかった」とご満悦。18ホール中グリーンを外したのは2ホールだけとショットが冴え、一番長かったバーディパットが4.5メートルというのだから、いかにアイアンが切れていたかが伺える。
ツアー通算40勝を挙げている元世界ランクナンバー1男にとって今季は波乱の1年だった。コーチのブッチ・ハーモン(米)と別れ独自にスイング改造に取り組んだものの結果は出なかった。2か月前には世界ランク1位の座をビジェイ・シン(フィジー/現在通算2オーバー17位タイ)に奪われ、賞金ランクも98年以来の4位に転落。マッチプレーで優勝はあるものの、ストロークプレーでの勝利は今季未だにゼロ。
しかし本人によるとスイング改造の成果はここに来て顕著になったとかで、「最近はチェックポイントが随分減っている。以前のように練習場で何かを見つけようとジタバタ何時間も時間を費やすことがなくなった。(改造は)ほぼ完成に近い。自分がベターなプレーヤーになるためには必要な改造だったんだ。97年もそうやってレベルアップしてきたし、何も目新しいことじゃない。ベストなプレーをすれば、僕を倒すのは難しいはず」と何やら優勝宣言めいたセリブで飛び出した。
意気消沈しているように見えたタイガーが再び世界ナンバー1プレーヤーに返り咲く日。来季は待ちに待ったそんなシーンが見られそうだ。そのためにも今大会で久々の優勝を手に入れたいものだ。
その他上位は通算5アンダー単独2位にスティーブン・エイメス(トリニダードトバコ)、タイガーと同じ通算4アンダー3位タイにこの日4アンダー66をマークしたレティーフ・グーセン(南ア)がつけており、世界ランク上位のシン(17位タイ)、アーニー・エルス(南ア/18位タイ)、フィル・ミケルソン(米/18位タイ)は下位に低迷中。