V.シン、悲願の大会制覇! タイガー22位タイ
USPGAツアー
ビジェイ・シン(フィジー)が、ようやくアーノルド・パーマー(米)の庭で勝利を飾った。
現地時間18日、米ツアー、アーノルド・パーマー招待最終ラウンド(フロリダ州オーランド、ベイヒルC&ロッジ)が行われた。首位と3打差3位タイでスタートしたシンは、5番からの5ホールで4バーディを奪う猛攻を見せて、15番までに通算10アンダーと勝利へまっしぐら。苦手の終盤に入って16番、17番と連続ボギーを叩いたが、かつて苦汁をなめた最終18番をパーで切り抜けて通算8アンダー。通算6アンダー2位のロッコ・メディエート(米)に2打差をつけ、うれしい今大会初優勝を手にした。
94年には上がり2ホール連続ボギーでローレン・ロバーツ(米)に逆転負け。05年も最終ホールの池ポチャで、ケニー・ペリー(米)にまたしても逆転負けと、良い所まで行きながら悔しい思いを味わっている。それだけに、やっと手にした勝利に心からの笑みを見せた。「18番は嫌いだったけど、そうじゃなくなったよ。ジャック(ニクラウス/米)の試合(メモリアル)で勝って、今度はアーニー(パーマー)の試合で勝てた。こんなにうれしいことはない」。白い歯がこぼれる44歳は、今季の米ツアーで最初に複数回勝利を挙げ、元気いっぱい。通算31勝目で勢いづき、マスターズへと突っ走る。
対照的に尻すぼみだったのは、過去に大会4連覇を飾っているタイガー・ウッズ(米)だ。首位に5打差の通算3アンダー10位タイから逆転を狙い、出だし2ホール連続バーディを奪ったが、3番でボギー。8番バーディで通算5アンダーとしたが、追撃もここまでだった。バックナインに入ると11番でダブルボギーを叩き、優勝争いとは程遠くなってしまった後は無残なプレーぶりをさらしてしまった。16番ボギー、17番ダブルボギー、18番はトリプルボギーで、6オーバー76の大叩き。通算3オーバー22位タイで大会を終えた。
アクセンチュア・マッチプレー選手権で優勝できず、米ツアー連続優勝の記録が7で途切れた後に迎えた今大会。今後に向けて大切な戦いだったが、結果は惨敗。3週間後に迫ったマスターズに向けて、立て直しを迫られる緊急事態となった。
通算5アンダー3位にボーン・テイラー(米)、通算3アンダー5位タイにはセルヒオ・ガルシア(スペイン)らが入った。アーニー・エルス(南ア)は通算2オーバー18位タイ。