タイガー圧勝! マスターズに向け弾み
USPGAツアー
タイガー・ウッズ(米)が、他の追随を許さないプレーで世界ランクNo.1の凄さを見せ付けた。
マスターズの前哨戦でもある米ツアー、WGC-CA選手権は現地時間25日、フロリダ州マイアミ、ドラル・ゴルフ・リゾート&スパで最終ラウンドを行い、4打差単独首位でスタートしたタイガーが、正確なアイアンショットで周囲の戦意を喪失させた。
10番までに通算13アンダー。フェアウェイキープ率こそ50%だが、パーオン率は出場72選手中トップの75%。これが効いて独走態勢に入ったかに見えた。
ところが11番でボギーを叩くと13番、最終18番でもボギー。ブルーモンスターと呼ばれる難コースを相手に、最後はやや力尽きたが、それでも追い上げたブレット・ウェトリッチ(米)に2打差をつける危なげない勝利。今季2勝目、ツアー通算56勝に「すごくうれしい」と白い歯をのぞかせた。
今季から米ツアーのスケジュールが変わり、昨年まではフォード選手権としてWGCではない通常のトーナメントが行われていたコースで3連覇。さらに昨年までのWGC-アメリカンエキスプレス選手権の流れを汲む今大会としては、それぞれ違うコースで6勝を挙げるという偉業を達成し、2週後のマスターズに向けて自信を深めた。
昨季全米オープン王者で4打差3位タイのジェフ・オギルビー(豪)が「バミューダでもベントでも、風があってもなくても上手。タイガーはホントにうまいよ。それ以外になんて言えばいいんだ?」と諦め顔で口にしたが、これこそ他の選手の言葉を代表するものだろう。
オギルビーと同じ通算6アンダー3位タイにセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ロバート・アレンビー(豪)。前週優勝のビジェイ・シン(フィジー)は、アーニー・エルス(南ア)と並ぶ通算3アンダー11位タイ。フィル・ミケルソン(米)は通算イーブンパー23位タイで大会を終えている。
日本勢は最後までいいところなしで、谷原秀人が通算17オーバー70位。優勝したタイガーとは30打差の通算20オーバーとなってしまった片山晋呉は、最下位(72位)に終わっている。