タイガー不発に不満爆発! J.ローズ首位タイ
USPGAツアー
2年ぶりのグリーンジャケット奪還を狙うタイガー・ウッズ(米)は自らのプレーに憤まんやるかたない表情を浮かべた。
米男子ツアー今季メジャー第1戦、第71回 マスターズは現地時間の5日、ジョージア州オーガスタ、オーガスタナショナルGCを舞台に開幕。ただでさえ傾斜のきつい高速グリーンは固さを増してさらに難易度を高めた上、風が巻き、ピンの位置が左右に振られた難しいコンディションの中、アンダーパーをマークしたのはわずか9人。16番終了時点で1アンダーだったタイガーは、上がり2ホール連続ボギーを叩き1オーバー73、15位タイとスタートダッシュはならなかった。
「タフだった。忍耐に忍耐を重ね、自分のベストを尽くさないとコースは攻略できない。いいラウンドになりそうな雰囲気はあったのに、17番、18番のボギーで台無しにしてしまった。まったく上がり2ホールで連続ボギーにするなんて…」と悔しさを隠し切れないタイガー。後半2つのバーディを奪って、いよいよエンジンがかかり始めたと思われたところで17番、18番の連続ボギー。17番のボギーを18番で獲り返したかったが、ティーショットを大きく右に曲げ、林からのセカンドショットがバンカーにつかまり、それを寄せ切れずにパーセーブならず。5度目のグリーンジャケット奪還、メジャー3試合連続勝利のためには、第2ラウンド以降何としても60台のスコアを並べなくてはならない。
苦戦するビッグネームを尻目に、初日トーナメントをリードしたのはジャスティン・ローズ(英)とブレット・ウェトリッチ(米)の2人。特にローズは谷原秀人が13オーバー85(94位)を叩いたコースでノーボギーの3アンダー69をマーク。「ノーボギーのゴルフはいつでもうれしいもの。でもマスターズ初日で、これだけ皆が苦労する中、いいスコアをマークできたんだから、すごく興奮している。ただし、まだ初日だから油断はできないけれど」と弾む気持ちを抑え切れず笑顔がこぼれた。欧州勢は99年のホゼ・マリア・オラサバル(スペイン)以来マスターズを制していない。ヨーロッパ勢悲願のメジャー制覇に向け、26歳のローズが走り始めた。
その他、トップと1打差の2アンダー70、3位タイにデビッド・トムズ(米)とデビッド・ハウエル(英)。00年以来7年ぶりの今大会2勝目を狙うビジェイ・シン(フィジー)はタイガーと同じ1オーバー73、15位タイ。前週優勝のアダム・スコット(豪)は2オーバー74、20位タイとまずまずの滑り出しを見せたが、ディフェンディング・チャンピオンのフィル・ミケルソン(米)は4オーバー76を叩き43位タイと出遅れた。