片山、アイアンに秘策! 今季国内ツアー初参戦

JGツアー


 3年連続賞金王の片山晋呉が、日本のファンの前にようやく登場する。

 国内男子ツアー第2戦、つるやオープンゴルフトーナメントは19日、兵庫・山の原GC山の原Cで開幕。米メジャー、マスターズ帰りの片山に注目が集まっている。

 6度目のマスターズ出場に備えて、すでに年明けから海外参戦を繰り返しオーガスタの地に立った。結果は44位タイに終わったものの、大きな課題を手土産に帰国。今大会までのわずかな時間に、その課題を克服するための調整に専念した。

 球の高さとスピン量。欧米のトッププレーヤーと比較して、劣っていたこの点をクリアするために、アイアンのロフトをすべて1度ずつ上げるという大胆な策に出た。当然のことながら飛距離は落ちる。だが、それを犠牲にしてでもピンポイントで狙う正確性が必要なのが、オーガスタナショナルを始めとするメジャーの舞台だ。常に高みを目指す片山の真剣さがここにある。

 海外メジャーで通用するショットを追及していけば、当然、国内戦では強い。4年連続賞金王はもちろん、メジャーでの勝利という大きな夢に向かって、片山は今年も歩み続ける。

 一方、米ツアー帰りの田中秀道も、01年優勝の思い出の大会を再出発の足がかりにしようと乗り込んでくる。無理がたたって腰、背中、肩などすべてに痛みを抱えたままでの不安なシーズン入り。だが、スイング改造中ながらも「期待に応えたい」という気持ちだけは誰にも負けない。「時間はかかると思う」が、じっくり腰を据え、再生に向けてプレーを続ける姿を見守りたい。

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