初V狙うN.ワトニー、トップ! 丸山(茂)36位タイ
USPGAツアー
ツアー初優勝を狙うニック・ワトニー(米)が後続に2打差をつけ、単独トップに躍り出た。
現地時間21日に行われたチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ第3ラウンド(ルイジアナ州、TPCルイジアナ)は、目まぐるしく首位が入れ替る混戦となった。そんな中、ツアー3年目、25歳のワトニーが通算12アンダーまでスコアを伸ばし、前日の2位タイからリーダーボードの最上段へ。
2打差の2位にこの日6アンダー66の好スコアをマークしたケン・デューク(米)がつけ、前日トップのマーク・カルカベッキア(米)は通算9アンダーで、スコット・グチェウスキー(米)とともに3位タイに後退。また初日のトーナメントリーダー、ルーキーのカイル・レイファース(米)は上がり2ホール連続ボギーが響き、通算8アンダー単独5位にとどまっている。
「失うものは何もない。明日は皆が猛チャージをかけてくるだろうが、自分はベストを尽くして戦うだけ」と言うのは、ツアー初勝利を目指すワトニー。今季はビュイック招待で9位タイに入ったのが最高で、賞金ランクは現在87位。それでもタイガー・ウッズ(米)の元コーチ、ブッチ・ハーモンに師事して「ショットの調子は以前に比べ格段に良い」のだとか。今大会は過去5年で4人のツアー初優勝者を生み出している若手の登竜門。「意識過剰にならず、自分のゲームに徹する」と言うワトニーに勝利の女神は微笑むのか? 注目だ。
一方、2日間ノーボギーのゴルフを続けてきたカルカベッキアは第3ラウンドにして初ボギーならぬ、初ダブルボギーを叩く始末。思ったようなプレーができず、イライラが最高潮に達した16番では、かぶっていた帽子を投げつけたときに背中を痛めるアクシデントにまで見舞われた。以前からカッとなりやすいタイプだったが、46歳になり、「大人になったはずでは?」と記者に問われると、「そうだけど、大人だって怒ることがある」と苦笑い。実績と知名度では上位選手中ナンバー1のカルカベッキアが狙うのは、逆転での今季2勝目だ。
日本勢は前日ギリギリで予選を通った丸山茂樹が健闘。4バーディ、2ボギーの2アンダー70で回り、通算3アンダー36位タイに浮上した。13番までに4つスコアを伸ばしていたが、15番、17番でボギーを叩いたのが悔やまれる。が、尻上がりに調子を上げており、最終ラウンドのプレーに期待が持てそうだ。対照的に、今田竜二は1バーディ、3ボギーで2オーバー74と崩れ、通算1オーバーで75位タイに低迷中。丸山大輔はすでに予選敗退が決まっている。