P.ミケルソン、堂々ツアー31勝目! S.オヘア池ポチャ自滅

USPGAツアー


 ピンに向かって飛んでいったボールは、勢い余ってこれを越え、無情にもダイレクトで池へと吸い込まれた。ソーグラス名物、アイランドグリーンの17番パー3が勝負を決めた。

 “第5のメジャー”と呼ばれ、PGAツアーの本拠地、TPCソーグラス(フロリダ州ポンテベドラビーチ)が舞台の米ツアー、ザ・プレーヤーズ選手権は現地時間13日、最終ラウンドを行い、通算9アンダー単独首位のショーン・オヘア(米)を、フィル・ミケルソン(米)が1打差で追った。

 1、2番で連続バーディのミケルソンは、2番バーディのオヘアを捕まえて首位並走。そして7番のバーディで逆転する。対するオヘアも9番のバーディで再び追いついたが、10番でボギー。11番バーディのミケルソンに2打差をつけられてしまった。その後、オヘアが再三のチャンスを生かせず、2打差のまま大詰めの17番へと勝負はもつれ込んだ。

 先にティーショットを打ったミケルソンがグリーン手前、ピンまで7メートルに無難にオンさせると、必死のオヘアはピンをデッドに狙う一か八かの賭けに出た。ところが、9Iのショットが強く入り過ぎ、ダイレクトでグリーンオーバー。池につかまってしまう。ソーグラスの罠にはまったオヘアは、打ち直しの第3打もピン側をデッドに狙ったが、大きく跳ねて再び池へと吸い込まれてしまった。第5打でようやく乗せたものの、2パットの7を叩いて、一気に通算6アンダーへ後退。ミケルソンとの差は6打に開いてしまった。

 ミケルソンは最終18番でフェアウェイからの第2打が風に流されて、左の池すれすれのラフにつかまったものの、ここからボギーで通算11アンダー。通算9アンダーまで追い上げたセルヒオ・ガルシア(スペイン)に2打差をつけ、今季2勝目を飾った。

 さらに難しさを増した新生ソーグラスの初代王者となったミケルソン。スイングコーチをブッチ・ハーモンに替えてわずか3週目で、これまで苦手とし、優勝したことのない大会を制したことで、今後のメジャー制覇への自信が深まった。

 一方、3日間パットが入らず苦しんでいた世界ランクNo.1のタイガー・ウッズ(米)だが、この日は目の覚めるようなプレーでよみがえった。4番でバンカーからダブルボギーを叩いたものの、5番で約1.8メートルのパットを沈めると、ここからはバーディラッシュ。8、9、10、11番、と立て続けに決めた後、16番パー5では2メートルのイーグルパットを沈めてようやく雄叫びをあげた。

 だが、5アンダー67で回ったものの時すでに遅く、通算イーブンパー37位タイで終戦。ライバルの活躍を讃えるしかなかったが、それでも全米オープンに向けて、不安を吹き飛ばした。

 通算8アンダー3位タイにスチュワート・シンク(米)、ホゼ・マリア・オラサバル(スペイン)。通算6アンダー6位タイにアダム・スコット(豪)。通算5アンダーのオヘアは11位に終わっている。日本勢でただ一人、予選を通過した今田竜二は、5バーディ、3ボギーの2アンダー70でプレーしたが、通算5オーバー68位タイ。

(c) 2026 Enetpulse Limited
(c) 2026 Kyodo News Digital Co., Ltd.

[AD]

ゴルフニュース一覧