宮里、初Vならず! プレーオフでS.ピーターセンが初優勝
USLPGAツアー
米ツアー2年目の宮里藍の初優勝は、またもお預けに終わった。
同ツアーのミケロブ・ウルトラ・オープン最終ラウンド(現地時間13日、バージニア州ウイリアムスバーグ、キングスミルリゾート&スパ、リバーC)、4打差ながらも3位タイから逆転を狙った宮里だったが、4番でボギーを叩くと、続く5番もボギー。7番もボギーと前半だけで3つスコアを落とす苦しい展開となった。
バックナインに入ってからは、ボギーこそ叩かなかったが、追い上げには至らず、15番で唯一のバーディを奪ったものの焼け石に水。優勝したスーザン・ピーターセン(ノルウェー)とは5打差の通算5アンダー6位に終わった。それでも2週連続、優勝が見える位置で戦えた意味は大きい。4週後に迫ったマクドナルドLPGA選手権からのメジャー連戦に向けて、自信を深めながらの戦いが続く。
一方上位は、前日首位のリー・ジヨン(韓)、予選ラウンド首位のサラ・リー(韓)、この日3アンダー68でプレーしたピーターセンら初優勝を狙う面々の争いとなったが、スコアを3つ落としたサラ・リーが脱落。通算10アンダーに並んだピーターセンとリー・ジヨンのプレーオフとなった。
18番の繰り返しで行われたプレーオフ。最初の2ホールは2人ともパーで勝負がつかなかったが、3度目にリーがタップインのパーパットを外す、まさかのボギー。エッジから約45センチに寄せたピーターセンが、パーパットを沈めて勝利を手にした。
今季、7試合で2位が2回と好調だったピーターセンは「ワォ! こんなことあるんだ、って言う感じ」と、喜びと驚きが入り混じった複雑な表情。3月のセーフウェイ・インターナショナルでは、優勝を目前にしながら、ボギー、ダブルボギー、ボギー、パーというあがりで、5ホールで4バーディのロレーナ・オチョア(メキシコ)に優勝をさらわれる敗北を喫している。それだけに「あの経験からは本当に多くを学んだ」としみじみ振り返り「今日はビックリするほど落ち着いていた」と最終日のチャージが活き、最後の最後で初優勝を手にした。
対照的に、悔やんでも悔やみきれない敗戦に号泣したリーは「勝つのに十分なゴルフをしたのに、自分で手放してしまった」と、通訳を介して話すのがやっとだった。
3位は、通算7アンダーでサラ・リー。ポーラ・クリーマー(米)が通算6アンダー4位タイに入っている。ディフェンディング・チャンピオンのカリー・ウェブ(豪)は、メジャー最年少優勝者、モーガン・プレセル(米)と並ぶ通算3アンダー10位タイ。オチョアは、通算1アンダー20位タイで大会を終えている。