J.ニクラウスの挑戦状に現役選手達が挑む
USPGAツアー
帝王、ジャック・ニクラウス(米)が現役選手達に挑戦状をたたきつけた。
ニクラウスがホストを務める米ツアー、メモリアル・トーナメントが現地時間31日、オハイオ州コロンバスのミュアフィールド・ビレッジGCで開幕。世界ランクNo.1のタイガー・ウッズ(米)を始め、同2位のフィル・ミケルソン(米)、同3位のジム・フューリック(米)、アーニー・エルス(南ア)、ビジェイ・シン(フィジー)らビッグネームが集う。
かつて今大会はコースのクオリティーの高さと、招待競技として参戦することの難しさから“第5のメジャー”と呼ばれていた。ところが、ツアーを統括しながら、メジャー競技はすべて自分達の主催ではないというジレンマに悩んだPGAツアーが、本拠地TPCソーグラス(フロリダ州ポンテベドラビーチ)を舞台とするザ・プレーヤーズ選手権を大きくしている。ザ・プレーヤーズ選手権を“第5のメジャー”と呼ぶ風潮が近年目立つだけに、ニクラウスとしては内心じくじたる思いでいた。
それでも、3月にザ・プレーヤーズ選手権、5月に今大会というスケジュールで落ち着いていた間は良かった。しかし、今季の大幅なスケジュール変更で、わずか4週間のうちに2試合が行われることには、ニクラウスもさすがに怒りを抑えきれずにいたようだ。表面的には、コース設計者としてバンカーの難易度を上げることで、より戦略的なコースマネージメントを要求していることしか口にしていない。だが、選手がどちらを“第5のメジャー”と感じるかを突きつけているようにも見える。ここでトッププレーヤー達がどう戦い、何を感じるのか。今後のツアーを占う意味でも大切な一戦となる。
一方、2週間前のAT&Tクラシックで初優勝を目前にしながら、プレーオフでマスターズ王者、ザック・ジョンソン(米)に敗れた今田竜二が、気を取り直して参戦。丁寧なティーショットを心がけながら、リベンジを誓っている。また、丸山茂樹も出場し、ツアー4勝目で帝王、ニクラウスの祝福を夢見て戦う。