アニガずまず、M.ウィー棄権! A.パークが奪首
USLPGAツアー
ルーキーのアンジェラ・パーク(ブラジル)が首位に立つ中、復帰組は明暗を分けた。
絶大な人気を誇るアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)とミッシェル・ウィー(米)にとって、故障からの復帰第1戦となった米女子ツアーのギン・トリビュート・ホステッド・バイ・アニカ(サウスカロライナ州リバータウンCC)が現地時間5月31日開幕。第1ラウンドのこの日、6アンダー66をマークした新人のパークがトーナメントをリード。2打差の2位タイにロレックスランク(女子世界ランク)1位のロレーナ・オチョア(メキシコ)、前週あと一歩のところで優勝を逃したポーラ・クリーマー(米)らが続いている。
しかし話題は何といっても今大会のホストを務めるアニカと、手首の故障で1月の米男子ツアー、ソニー・オープン・イン・ハワイ以来実戦から遠ざかっていたウィーの2人。椎間板ヘルニアを患っているアニカは5バーディ、5ボギーのイーブンパー72にスコアをまとめ、33位タイからのスタートとなったが、「久しぶりのラウンドはとても楽しかった。イーブンパーには大満足」と笑顔。昨年のこの時期にイーブンパーのスタートなら、恐らくアニカは不満に思っていたはず。しかし今年は状況が全く違う。クラフト・ナビスコ以来2か月以上のブランクを乗り越えての登場に「5つもバーディを奪えると思わなかった。もっとミスをすると思ったけれど、18ホール回り終えてホッとしてます」と安堵の表情を浮かべていた。
一方、最悪な結末を迎えたのがウィー。16ホール終了時点で14オーバーを叩き、途中棄権を余儀なくされたのだ。LPGAの規定にツアーメンバーでない場合、18ホール『88』を超えるスコアで回ると、そのシーズン、試合に出場する権利を失うが、それを恐れて棄権したのでは? という憶測には、「『88』を意識して棄権したわけではない。手首のケガが気になったのが棄権の理由」と憮然としたウィー。来週行われるメジャー2戦目のマクドナルドLPGA選手権には「出場する予定」と言うが、元祖天才少女の痛々しい姿を目にするのは忍びない。
一方、宮里藍は3オーバー75とピリッとしないスコアで、76位タイとスタートで躓いた。ここ3試合連続で上位を賑わせているが、この日は1番でボギーが先行すると、巻き返せぬままホールが進み、見せ場であるはずの最終18番でもボギーを叩き、イヤなムードのまま第1ラウンドが終了した。また東尾理子は7オーバー79で121位タイ。復調の兆しはまだ見えていないようだ。