R.ギャリガス、地獄から脱出した男

USPGAツアー


 華やかな舞台に戻ってきた喜びをひっそりとかみしめた男がいた。

 タイガー・ウッズ(米)がホストを務め、大ギャラリーで賑わったAT&Tナショナルで2日目に67を出し、3位タイに浮上したロバート・ギャリガス(米)。最終的には30位タイに終わったが、大舞台での活躍は4年前の生活からは考えられないものだった。

 父のトムさんが射撃のオリンピック銀メダリストで、米国チームのコーチも務めたギャリガスだったが、アルコールの罠に溺れた。4年前のある日、大騒ぎしたパーティの後、自宅で我に返ると「このままではダメになる」と目がさめた。翌日にはサンディエゴのリハビリセンターに自ら入院。45日間に及ぶアルコール中毒からのリハビリ生活に入った。

「ゴルフではいろいろな事が起こるけど、リハビリ生活に比べれば大したことないよ」と笑いながら今の幸せを口にするギャリガス。リハビリ後、下部ツアーで経験を積み、昨年は賞金ランキング144位とあと少しでシード権を得られるところまで来た。今季はQTを通過し参戦しているが、現在賞金ランク93位と健闘中で、健康的な日々の喜びに浸っている。

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