タイガー、3連覇に挑戦!
USPGAツアー
大会史上最長7,421ヤードのコースで、タイガー・ウッズ(米)が3連覇に挑む。
今季メジャー第3戦、第136回全英オープンは現地時間19日、スコットランドのカーヌスティーGCで開幕。ピーター・トムソン(豪)が1954年から56年に達成して以来、半世紀以上誰も成し遂げられなかった3連覇の偉業がかかるタイガーだが、その表情は明るい。
米国生まれながら、リンクスでのプレーに意欲を燃やし「想像力がかき立てられるから大好き」と言い放つ。その言葉どおり、吹き荒れる風やコロコロ変わる天候をものともせず、その時々の状況に合ったプレーを選択。自然に逆らわず、なすがままにラウンドする。これぞゴルフの神髄。世界ランクNo.1の男はこれを身につけている。
06年大会では父、アール氏の死後に初めて優勝し、人目をはばかることなく号泣したが、今年は精神的に落ち着いている。約1か月前の全米オープンで2位タイとなった翌日に待望の長女、サム・アレクシスちゃんが誕生。長女に捧げるメジャータイトルを誓っている。
毎晩、夜中に何度も起きて慣れない手つきで娘の世話をする。そんな生活も楽しそうに披露。「少し寝不足になったけど、そんなことには替え難い幸せがある」と、これまで見たこともないような笑顔をのぞかせた。だが、3連覇の話になると、表情が引き締まる。それでも自らの状態が最高なだけに「すべてがかみ合えば優勝のチャンスはある」。タイガーは長女誕生記念3連覇に自信満々だ。
一方、全米オープン予選落ちのフィル・ミケルソン(米)は雪辱を果たしたい。一足早く欧州に乗り込んで参戦した、前週のスコティッシュ・オープンで優勝を目前にしながら、最後で自滅しプレーオフで敗れた。調子は決して悪くないだけに、その悔しさをぶつける大会初Vに一直線だ。
また、大会2勝目を狙うアーニー・エルス(南ア)も先週単独3位と上り調子。今年のメジャーはマスターズ予選落ち、全米オープン51位タイといいところなしで来ているだけに、そろそろ結果が欲しい。