P.ミケルソン、63人ごぼう抜き! 首位は伏兵S.ケンドール

USPGAツアー


 初日出遅れたフィル・ミケルソン(米)が目の覚めるようなプレーで優勝戦線に浮上した。

 第133回全英オープン(スコットランド、ロイヤル・トゥルーンGC)は現地時間の16日、第2ラウンドの競技を終了。前日73位タイのミケルソンがノーボギーの5アンダー66をマークし、通算3アンダー、首位と4打差の10位タイに大きく順位を上げた。

「明日から天気が崩れるみたいだし、週末は全英らしいパーセーブに苦しむ我々の姿が見られるはず。シネコックヒルズ(全米オープン)でもパーを獲るのが難しかったけれど、自分は条件が厳しくなるほど力を発揮するタイプ。週末が楽しみだよ」とマスターズに続くメジャー2勝目を積極的に狙いに行くことを誓った。これまで全英では00年の11位タイが最高の成績で未だベスト10入りさえないミケルソン。しかしメジャー無冠を返上した今年は自信が違う。かつての爆発力が影を潜めるタイガー・ウッズ(米)に代わり、ミケルソンが今大会でも主役宣言だ。

 その他通算4アンダーの5位タイにはアーニー・エルス(南ア)とビジェイ・シン(フィジー)がおり、ミケルソンと同じ10位タイにマイク・ウィアー(カナダ)、レティーフ・グーセン(南ア)ら、ビッグネームが上位に名を連ねる中、この日トップに立ったのはレギュラーツアー未勝利のスキップ・ケンドール(米)。16番パー5でイーグルを奪って通算7アンダー、単独首位を陥れた。

 記者会見ではミニツアーを転戦していた15年前にフロリダ州のオーランドで、イタリアンレストランのオリーブ・ガーデンでウェイターをしながら、ツアーで戦う日を夢見ていた頃のエピソードを披露。「店の休み時間には白いボタンダウンのシャツに黒いパンツ、黒のボータイ姿の仕事着のまま、近くの練習場でたくさんボールを打ったもんさ」と下積み時代を振り返った。今回は婚約者のトレーシーさんと80歳になる母親が同行しており、「週末はいかにリラックスして普段通りのプレーできるかどうかが勝負」とビッグトーナメントでの首位に胸を躍らせていた。

 注目のタイガーはこの日も2バーディ、2ボギーのイーブンパー71と平凡なスコアで、通算1アンダー17位タイに止まったが、「まだまだチャンスはある」と強気の姿勢は崩していない。

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