タイガー、連覇に黄信号!? 襲いかかる背中痛と欧州勢
USPGAツアー
タイガー・ウッズ(米)が、今季を良い形で締めくくろうとビッグイベントに挑む。
アイルランドを舞台に行われるWGC-アメリカンエキスプレス選手権(現地時間30日-10月3日、キルケニー、マウント・ジュリエット・エステート)に、ディフェンディング・チャンピオンとして挑むタイガーは、今季まだ1勝しか挙げていない。メジャーはもちろん、通常のトーナメントやライダーカップでもいいところを見せられず、前半はアーニー・エルス(南ア)やフィル・ミケルソン(米)、後半に入ってからはビジェイ・シン(フィジー)に主役の座を奪われっぱなしだ。
今季も残り少なくなったが、世界のビッグネームが集う今大会で連覇できれば、来季に希望がつなげるとあって、なりふり構わず勝ちにくるはずだ。
ところが、そんなタイガーを思わぬ事態が襲った。先週、ビデオゲームのプロモーションを行ったニューヨークから帰るプライベートジェットの中で起きた背中痛だ。「痛いけど、なんとかなりそう」と不安を吹き飛ばすタイガー。だが、練習ラウンドを7ホールで切り上げ、フィットネストレーラーに直行して大事を取っており万全の体制とはいえそうにない。
背中痛ばかりではない。シンとミケルソンは大会を欠場するが、欧州勢は元気にタイガーの前に立ちはだかる。地元アイルランドのパドレイ・ハリントン、ポール・マクギンリー、北アイルランドのダレン・クラークを始め、2週前のライダーカップで米国を叩きのめした連中が、いまだに勝利の勢いを失っていない。タイガーの今季2勝目には、多くのツワモノが立ちふさがっている。
もちろんエルスも登場し、欧州賞金王へ向けて存在感を示すはず。今季最後の高額賞金700万ドル(約7億7,000万円)を巡る戦いは、とてつもなくスケールの大きいものとなる。日本勢も、丸山茂樹、片山晋呉の2人が出場。何とか一矢を報いたいところだ。