L.オチョア1差2位! 藍52位タイ日本勢苦戦

USLPGAツアー


 昨年逆転負けの屈辱を味わったロレーナ・オチョア(メキシコ)が、雪辱に向け快調な滑り出しを見せた。

 米女子ツアー今季メジャー初戦、クラフト・ナビスコ選手権(カリフォルニア州ランチョ・ミラージュ、ミッション・ヒルズCC)が現地時間の29日開幕。昨年に比べ距離が伸び、グリーンが固く締まって難易度が増したコースで各選手がスコアメイクに苦しむ中、前週のセーフウェイ・インターナショナルで今季初勝利を挙げ好調なオチョアが5バーディ、2ボギーの3アンダー69でラウンド。4アンダー68で首位のアン・シ・ヒョン(韓)に1打差の単独2位と絶好のポジションを確保した。

 2アンダー70、3位タイにディフェンディング・チャンピオンのカリー・ウェブ(豪)、カトリオーナ・マシュー(スコットランド)、マリア・ヨース(スウェーデン)、リー・ジヨン(韓)と国際色豊かな面々が顔を揃えている。「出だしバーディが続いたときは、これがメジャーだというのを忘れるくらい気持ちよくプレーできました」と笑顔のオチョア。昨年の今大会では初日に『62』と爆発し終始トーナメントを引っ張ったが、最終日の土壇場でウェブに追いつかれプレーオフで敗れた苦い思い出がある。だがその一戦があったからこそ、オチョアは昨年努力を重ね賞金女王の座に上り詰めた。

「難しいコンディションの中で3アンダーはまずまず。いいスタートが切れてうれしいです」。まだメジャー未勝利の彼女にとって、今大会の優勝はノドから手が出るほど欲しいはず。昨年の借りを返すためにも、このタイトルだけは誰にも譲れない。

 一方、日本勢はメジャーの難しいセッティングに苦戦を強いられた。4人の中で一番成績が良かったのが不動裕理だが、出だし2連続バーディの直後に3連続ボギーを叩くなど波乱の幕開け。結局この日は1イーグル、4バーディ、7ボギーと出入りの激しいゴルフで1オーバー73、22位タイからのスタートとなった。

 今大会3度目の出場にして上位進出を目指す宮里藍は、意気込みとは裏腹にショット、パットともに冴えず4オーバー76を叩き52位タイと出遅れた。スタートホールの10番こそバーディを奪ったが、その後13番、14番を連続ボギーとしてからズルズルと後退。父・優さんが合流し修正したはずの頼みのショットも、パーオン率50パーセントでは好スコアを出すのは難しい。残り3ラウンドの巻き返しを期待したい。

 また大山志保は前半2アンダーまでスコアを伸ばしたが、後半に入ると一転ボギー4つ、ダブルボギー1つと崩れて4オーバー76。横峯さくらもバーディを1つしか獲れず4オーバー76で、宮里、大山、横峯揃って52位タイからのスタートを強いられた。

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