アマチュアのP.M.ベナビデスが欧州ツアー優勝、手嶋失速34位タイ

欧州ツアー


 20歳のアマチュアがとてつもない事をやってのけた。

 欧州ツアーのエストリル・オープン・デ・ポルトガル最終ラウンド(現地時間1日、ポルトガル、オイタボス・ゴルフェ)は、首位でスタートしたアレキサンダー・ノレン(スウェーデン)がズルズルとスコアを崩す間に、2打差3位タイでスタートしたパブロ・マーチン・ベナビデス(スペイン)が、3バーディ、ノーボギーの68でラウンド。通算7アンダーとしてラファエル・ジャクリーン(仏)に1打差をつけて優勝した。

 もちろん初優勝だが、欧州ツアー史上1,145試合目にして初めてのアマチュア優勝達成に、関係者の間を衝撃が走っている。米国の大学ゴルフの名門オクラホマ州立大学在籍中で昨年の全米大学ランキング1位のべナビデスは「すごくうれしいし、誇りに思う」と胸を張ったが、すでに実力は折り紙つき。まだ17歳の高校生だった03年のカナリア・オープンでも、3日目を終わって首位に立った経験を持つ(最終順位は22位タイ)。

 オクラホマ州立大と言えば、アマチュア時代に米ツアー優勝を果たし現在もツアーで活躍中のスコット・バープランク(米)の出身校。それだけに、エースのべナビデスにコーチらは「アマチュアのうちにプロの試合で勝てなくちゃ」とハッパをかけており「あのジョークが効いた」と白い歯を見せていた。

 一方、3打差単独5位から逆転優勝を狙った手嶋多一は、77と崩れて通算3オーバー。34位タイと悔しい思いで4日間を終えた。ディフェンディング・チャンピオンのポール・ブロードハースト(英)は、通算5オーバー54位タイに終わっている。

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