悲願の優勝なるか? ヨーロッパ勢のマスターズ

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 タイガー・ウッズ(米)が2位タイに順位を上げ話題を集めているものの、欧州勢も必死の戦いを続けている。

 現地時間7日に行われた今季メジャー初戦第71回 マスターズ(ジョージア州オーガスタナショナルGC)第3ラウンド、初日から上位をキープしているジャスティン・ローズ(英)が通算3オーバーで、タイガーと並び2位タイの好位置を確保。昨年のダンロップフェニックスでタイガーを敗って優勝を飾っているパドレイ・ハリントン(アイルランド)が首位と2打差の4位タイ、ワールドカップを制した経験のあるブラッドリー・ドレッジ(ウェールズ)が通算5オーバー、単独7位と欧州勢が優勝戦線を賑わしている。

 ヨーロッパ勢のマスターズ優勝は99年のホゼ・マリア・オラサバル(スペイン)が最後。メジャー全体でも99年の全英オープンでのポール・ローリー(スコットランド)以来、欧州勢の勝利はない。80年代にヨーロッパ勢がメジャータイトルを総なめにした頃の再来を誓い、今年彼らは本気で悲願のメジャー制覇に燃えている。

 一昨年のローズは、予選ラウンドで首位に立ちながら3日目に80以上のスコアを叩いて優勝戦線から脱落したが、26歳になった今年はタフなコンディションにめげず、粘りのゴルフを展開した。アマチュア時代、全英オープンで4位に食い込みその直後にプロ入り。17歳の少年は20試合以上連続で欧州ツアーの試合で予選落ちを喫するという、手痛い洗礼を受けている。しかし今季は優勝こそないもののボブホープで3位、WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権では5位タイの好成績を残している。年齢以上に豊富な経験を持つローズにも十分優勝のチャンスはありそうだ。

 またアイルランドのリンクス育ちのハリントンも、マスターズには並々ならぬ思い入れがある。「普段、殺風景なコースでプレーしていた反動か、オーガスタには強い憧れを持っている。一番勝ちたいのはマスターズ。そのために主戦場をヨーロッパからアメリカに移したんだから」と、昨季の欧州ツアー賞金王は意気込んでいる。悲願の勝利に燃える欧州勢のプレーは見逃せない。

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