L.オチョア奪首! 藍出遅れ、アニカは棄権
USLPGAツアー
昨年惜敗した大会で宮里藍がやや出遅れた。
米女子ツアーのギンオープン(フロリダ州リユニオン、リユニオン・リゾート&C)が現地時間の12日開幕。昨年アメリカに渡って初めて本格的な優勝争いを演じた思い入れの強い大会の初日、宮里の闘志は空回りしたのかイーブンパー72の平凡なスコアに止まっている。カリー・ウェブ(豪)らと並び36位タイで、スタートダッシュはならなかった。
スタートの10番でバーディを奪い快調な滑り出しを切ったかに見えた宮里だったが、前半を締めくくる17番、18番で連続ボギー。折り返し直後の1番、2番でもスコアを落とし4連続ボギーの泥沼にはまる。その後持ち直し何とかスコアをイーブンに戻したものの、6つもバーディを奪いながら同じ数だけボギーを叩いていたのでは上位に食い込むのは難しい。第2ラウンド以降、いかにボギーを減らせるかが鍵になる。
宮里が出遅れた初日、トップを分け合ったのは昨年の賞金女王ロレーナ・オチョア(メキシコ)とベテラン、ローラ・デービーズ(英)の2人。オチョアは「スタートで出遅れないことが今年のテーマ。アイアンが切れているからバーディチャンスがいっぱい作れた」と8つのバーディ(2ボギー)を量産し納得の笑顔。メジャー初戦のクラフト・ナビスコ選手権では第3ラウンドに失速し優勝を逃したが、現時点でツアーナンバー1の実力者であることは誰もが認めるところ。メキシコの星は今季2勝目に向けエンジン全開だ。
その他、ディフェンディング・チャンピオンの金美賢(韓)は4アンダー68、4位タイにつけている。だが、最年少でメジャー勝利を飾ったばかりのモーガン・プレセル(米)は、大会前キャディバッグごとクラブを盗まれるアクシデントの影響か3オーバー75とふるわず、102位タイと大きく出遅れた。もう1人の日本勢、東尾理子は4オーバー76、115位タイ。
また、大会直前にアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が椎間板に異変を訴えて棄権を表明。「ここ何週間か腰に痛みを抱えながらプレーしていました。自宅に近い場所で行われる大会で棄権するのは大変残念ですが、養生して出直します」とコメントした。治療には約1か月かかる見込みで、その間世界ランク1位からの陥落も予想される。なお16日に行われる自身が主宰するゴルフアカデミーのグランドオープニングには出席する予定。