今田5位タイ浮上! L.ドナルド堅首
USPGAツアー
今田竜二が優勝戦線に浮上した。
米男子ツアーのEDSバイロン・ネルソン選手権(テキサス州アービング、TPCフォーシーズンズ・リゾート・ラス・コリナス)は現地時間の28日、第3ラウンドを行い、前日18位タイの今田が3アンダー67をマーク。通算5アンダーとし5位タイの好位置につけた。
この日の今田は18ホールのトータルで26パットとパッティングが冴え、7つのバーディを奪う猛攻。後半に入って12番パー4でのダブルボギーなど、もったいないミスが続いたが、それでもスコアを3つ伸ばし優勝に手が届く位置までやって来た。今季は序盤のビュイック招待で16位タイ、FBRオープンで14位タイとまずまずの成績を残しながら、3月に入ってから調子を落としている。ここ6試合で予選落ち3回、棄権1回、予選を通っても60位台と不本意な結果が続いていた。賞金ランクは現在98位。スランプ脱出のきっかけを、是非この大会でつかみたい。
上位は前日トップに躍り出た世界ランク11位のルーク・ドナルド(英)がただひとり二桁アンダー(通算10アンダー)に乗せ、単独首位の座をキープ。1打差の2位にスコット・バープランク(米)が続き、通算8アンダー単独3位に、マンデー予選を勝ち上がり今大会への出場権をつかんだマイケル・アレン(米)がつけている。また、この日5アンダー65と爆発したイアン・ポルター(英)が通算6アンダーで前日の30位タイから単独4位にジャンプアップ。今田と同じ5位タイには、ようやくエンジンがかかり始めたフィル・ミケルソン(米)、前週キャリアベストの2位に食い込んだケン・デューク(米)、ビジェイ・シン(フィジー)ら。ディフェンディング・チャンピオンのブレット・ウェトリッチ(米)は通算4アンダー10位タイ。
今大会で11ラウンド連続となるアンダーパーをマークし第3ラウンドを締めくくったドナルドは、「我慢強くプレーした結果がこの位置(単独トップ)。だが、明日はおそらく混戦になるだろう。17番でスコアを1つ落として、2位との差が1打に縮まったことで、皆チャンスあり、と思っているはず。でも自分には勝つだけの力はある」と自信をのぞかせる。優勝こそないものの、抜群に相性の良い大会でタイトル奪取なるか注目だ。
ところで、昨年9月に94歳の天寿を全うした故バイロン・ネルソン(米)氏を偲び、この日のラウンド中、一時プレーを中断し全員が黙祷を捧げるセレモニーが行われた。黙祷のあとはジェット戦闘機が上空に舞う華やかな演出。これは自分の名前を冠にしたトーナメントを、個人として初めて68年にスタートさせたネルソン氏に哀悼の意を表するもの。
ネルソン氏からトロフィーを授与されたことのある歴代チャンピオンの丸山茂樹も神妙な面持ちで黙祷を捧げた。その丸山(茂)はスタートホールで第2打を直接カップにねじ込むイーグルを奪い波に乗るかと思われたが、それ以降はボギー、バーディを繰り返し、結局イーブンパー70。通算3アンダーは順位を4つ下げ、16位タイにとどまった。しかし、持ち前のショートゲームに抜群の冴えを見せるだけに、最終ラウンドも期待が持てそうだ。尚、丸山大輔は予選ですでに姿を消している。