今田首位タイキープ!! 粘った、拾った!
USPGAツアー
今田竜二が、持ち味を出し切って首位タイの座をキープした。
今田が大学生時代を過ごしたジョージア州アトランタ郊外のTPCシュガーローフを舞台に行われているAT&Tクラシックは、現地時間の19日、第3ラウンドを終了。前日首位に並んだ今田は、ティーショットに不安を抱えながらも、得意のショートゲームで好パーセーブ、好バーディを連発。3アンダー69で回り、通算13アンダーでトロイ・マッテソン(米)と並びトップタイを堅守した。
前半、第2ラウンドでダブルボギーを叩いている4番パー5でボギーが先行したが、続く5番ではすかさず第2打を1メートル弱に寄せるスーパーショットでバーディ。その後一進一退の攻防が続いたが、1オンを狙った距離の短いパー4(13番)でドライバーを右に曲げて難しいラフにつかまりながら、そこからジャストタッチのアプローチがカップをなめて2メートルにピタリ。ショートゲームでピンチをチャンスに変えバーディを奪うと、圧巻だったのは16番パー3だった。
ティーショットを2段グリーンの下につけ距離の長いバーディパットを残したが、10メートル以上あるそのパットを真ん中から沈めるミラクルでバーディを獲り、集まったギャラリーから大歓声を浴びた。
途中マッテソンに2打差をつけられる場面もあったが、最終18番でグリーン奥からバンカー越えの難易度の高いアプローチを、得意のロブショットでこれまたオーケーの距離に寄せてバーディを奪い、マッテソンをとらえて再び首位に並んだ。
最終日はジョージア大学出身(2年で中退)の今田と、ジョージア工科大出身のマッテソンの一騎討ち。ギャラリーの声援を二分する2人が、混戦をどのように制するか見もの。今田は今大会ナンバー1の数字を叩き出しているパターとアプローチが好調なだけに、米ツアー3人目の日本人チャンピオンが誕生する可能性は極めて高い。
その他上位は、通算11アンダー単独3位にカミロ・ビジェガス(コロンビア)がつけ、この日8アンダー64をマークしたマット・クーチャー(米)が通算10アンダーで、前日の44位タイから4位タイに浮上。同じジョージア州で行われたマスターズで優勝を飾っているザック・ジョンソン(米)や、全米オープン過去2勝のベテラン、リー・ジャンセン(米)も同じ4位タイにつけている。
また丸山大輔は、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの2オーバー74とスコアを落とし、通算イーブンパー55位タイに止まった。なお丸山茂樹はすでに予選で姿を消している。