今田、初優勝ならずプレーオフ負け! Z.ジョンソン優勝

USPGAツアー


 初優勝まであと一歩と迫った今田竜二が、マスターズ王者ザック・ジョンソン(米)の前に力尽きた。

 現地時間20日、今田が学生時代を過ごしたジョージア州アトランタ郊外のTPCシュガーローフで行われた、米ツアーのAT&Tクラシック最終ラウンドに首位タイで臨んだ今田は、堂々と優勝争いを展開した。

 14番でボギーを叩き通算14アンダー。猛チャージをかけるジョンソンに並ばれ、先に通算15アンダーでホールアウトされる流れにも動じない。17番ではティーショットをバンカーに入れる大ピンチに陥ったが、ここからピン手前1.8メートルのバーディチャンスにつけ執念を見せた。そして、このバーディパットを外し、惜しくも1打差2位で最終18番を迎えると、グリーン奥からの第3打を絶妙なチップショットで40センチにピタリ。バーディとしてプレーオフに持ち込んだ。

 1ホール目は、プレーしたばかりの18番パー5。ティーショットを左のラフに入れてしまった今田は、熟考の末にフェアウェイウッドで勝負に出たが、わずかにクラブがラフに引っかかって、グリーン手前の池につかまってしまった。

 これを見たジョンソンは、フェアウェイからキッチリと2オン。今田は打ち直しの4打目を果敢に池ギリギリのピンデッドに狙い3メートルにつけたが、ジョンソンには隙がない。下りの難しいイーグルパットをカップひとつ右に外しただけのイージーバーディで、勝負が決まった。

 開口一番「残念です」と正直な気持ちを口にした今田は、敗因として17番でバーディが獲れなかったことを挙げたが、それでもこの戦いが今田にもたらしたものは大きい。2日目に首位タイに立ち、この日も同じ通算13アンダーでスタートしたトロイ・マッテソン(米)が、1つスコアを落としてV争いから脱落するのを尻目に、最後まで初優勝に手の届く位置でプレーした。

 正確なショットが持ち味のメジャー王者に勝利をさらわれたものの、ツアー自己ベストとなる単独2位。「(PGAツアーで勝つには)やっぱりドライバーが上手くないとだめ」と課題をキッチリと掲げて今後への糧とした。

 マッテソンは、カミロ・ビジェガス(コロンビア)、マット・クーチャー(米)と並ぶ3打差3位タイ。丸山大輔は3アンダー69とスコアを伸ばし通算3アンダーで、前日の55位タイから43位タイに順位を上げた。

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