R.サバティーニ、3人プレーオフ制しツアー4勝目

USPGAツアー


 下り5メートルの軽いスライスラインのバーディパットが決まると、ローリー・サバティーニ(南ア)が、パターを持ったまま左手を勢いよく突き上げる。がっくりとうな垂れる世界ランク3位で全米オープン優勝経験を持つジム・フューリック(米)との対照的な表情を背景に、マスターズ2勝のベルンハルト・ランガー(独)のバーディパットは、無情にカップを通り過ぎた。歓喜するサバティーニ。ツアー4勝目が決まった瞬間だ。

 米ツアーのクラウン・プラザ招待 at コロニアル(テキサス州フォートワース、コロニアルCC)は現地時間27日、サスペンデッドとなった第3ラウンドの残りと最終ラウンドを行った。第3ラウンド終了時、通算11アンダーで首位タイに並んでいたのはサバティーニ、フューリック、ランガーと地元テキサス出身のスコット・バープランク(米)の4人。バープランクがスコアを落としたものの、いずれも譲らない激闘は通算14アンダーでプレーオフへともつれ込んだ。

 433ヤードの最終18番パー4を舞台にしたプレーオフは、3人ともティーショットをフェアウェイへ運ぶ順調な滑り出し。フューリックが約11メートルに2オンさせると、サバティーニは5メートル、ランガーは右手前2.5メートルにつける好勝負となった。

 最初に打ったフューリックのパットは、惜しくもカップの左を抜けてバーディならず。次のサバティーニが、上からのパットを持ち味の思い切りの良さで見事に沈め、優勝への権利をつかんだ。最後はランガー。だがオーガスタを2度制したベテランのパットもカップのわずか左に外れ、サバティーニの勝利が決まった。第3ラウンドで62を叩き出した勢いを最後までいかすと、見事にメジャー王者2人を突き放し「優勝がすべて」と喜びを爆発させた。

 上位は、通算12アンダー4位にパット・ペレズ(米)。通算11アンダー5位タイにネイザン・グリーン(豪)とトム・レーマン(米)が入った。最終組でプレーしたバープランクは通算10アンダーで7位タイに終わっている。

(c) 2026 Enetpulse Limited
(c) 2026 Kyodo News Digital Co., Ltd.

[AD]

ゴルフニュース一覧