S.ピーターセン、メジャー初優勝! 2位K.ウェブ、M.ウィーは最下位

USLPGAツアー


 メジャータイトルへのプレッシャーをものともせず、正確無比なアイアンショットがグリーンをとらえ続ける。スーザン・ピーターセン(ノルウェー)の精神的な強さが際立った。最終18番でも9メートルのバーディパットをキッチリと寄せ、ウイニングパットをタップイン。力強いガッツポーズで大歓声に応えた。ノルウェー人初のメジャーチャンピオンの誕生だ。

 米女子ツアーメジャー第2戦、マクドナルドLPGA選手権は現地時間10日、メリーランド州ブルロックGCで最終ラウンドを行った。出だしは通算10アンダー単独首位で出たナオン・ミン(韓)が、4番バーディで2位スタートのピーターセンとの差を2打に広げたが、6番から3連続ボギーで一気に後退。ピーターセンは5、8番で着実にバーディを重ね、単独トップに躍り出た。

 どちらもメジャー未勝利の2人が、最終組で繰り広げる優勝争い。だが、ピーターセンは今季メジャー初戦、クラフト・ナビスコ選手権で最終日の残り4ホールで3打差をつけて首位に立ちながら、ボギーを2つ、ダブルボギーを1つ叩いて自滅した屈辱を、5月のミケロブ・ウルトラ・オープンで初優勝を果たして振り払った強さがある。それだけにバックナインに入ってもショットが冴え渡り、すべてのホールでパーオンして見せた。

 ミンも必死に巻き返しをはかり、後半は4連続バーディで追いすがる。しかし、1組前でプレーする昨季大会2位、メジャー7勝のカリー・ウェブ(豪)の猛攻にも動じることなく、ピーターセンは自分のプレーに集中。さらに4つのバーディを積み重ね、通算14アンダーでメジャー初優勝をもぎ取った。

 メジャー初戦の雪辱を、2戦目で見事に晴らして見せたピーターセンに、ウェブは「ナビスコを見ているから、プレッシャーをかける必要があると思っていたけど。(それを切り抜けた)彼女は自分を誇りに思っていい」と讃えた。

 ロレックスランク(女子世界ランク)1位のロレーナ・オチョア(メキシコ)は、ポーラ・クリーマー(米)と並ぶ通算8アンダー6位タイ。メジャー2連勝を狙ったモーガン・プレセル(米)は、通算6アンダー14位。アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は、通算5アンダー15位タイ、殿堂入りが決まったディフェンディング・チャンピオンの朴セリ(韓)は、通算イーブンパー33位タイで大会を終えている。

 また、注目のミッシェル・ウィー(米)は、前日83を叩いたことで今週も棄権することが危ぶまれたが、7オーバー79と苦戦しながらも18ホールをプレー。アマチュア時代も含めて自己ワーストの通算21オーバー。予選通過84人中最下位で4日間を完走した。今季初の賞金を手にしたウィーは、「賞金がもらえるのはいいものね」と苦笑。手首の故障から復帰し棄権、最下位と苦労の連続だが「プレーするのを決めたのは悪くなかったけど、多分2週間くらい早すぎた。でも、今週は先週よりは良かったので、(2週後の)全米女子オープンにはもっと良くなっていてほしい」と、前向きにコースを後にした。

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