欧州勢悲願のメジャータイトル奪取なるか?
USPGAツアー
99年にポール・ローリー(スコットランド)が全英オープンに優勝して以来、メジャー勝利のないヨーロッパ勢が、初日は好調な滑り出しを見せた。
現地時間14日開幕の第107回全米オープン(ペンシルベニア州、オークモントCC)第1ラウンド、首位に立ったのはヨーロッパ期待の若手、ニック・ドハティ(英)だった。その他、リーダーボード上位には2打差の3位タイにホゼ・マリア・オラサバル(スペイン)、3打差の5位タイにジャスティン・ローズ(英)、ニコラス・ファース(スウェーデン)ら有望株が続いており、悲願のメジャー制覇に欧州勢が一丸となって挑んでいる。
「ライダーカップでは強いのに、なぜメジャーで勝てないのか?」という話題は、ヨーロッパのマスコミに取り上げられない日はない。「その質問にはうんざり」と言う選手も多く、「これだけ実力者が揃っているのだから、誰かひとりが勝てば皆があとに続くはず」と第一人者のパドレイ・ハリントン(アイルランド)は、自分たちがメジャー制覇するのも時間の問題と語ってはばからない。
全米オープンに限っていえば70年のトニー・ジャクリン(英)以来、ヨーロッパ勢の優勝はない。それだけ彼らは勝利に飢えているということ。「自分はイギリス人だけれど、全米オープンが一番好き。雰囲気もギャラリーの応援の仕方もこの苛酷なコースも、すべてが僕の血をたぎらせる」と言うドハティがどこまで優勝戦線に食らいついていけるか? 第2ラウンド以降の欧州勢の戦いぶりに注目したい。