片山『79』で45位タイへ後退
USPGAツアー
片山晋呉が苦痛の表情を浮かべた。
現地時間16日に行われた第107回全米オープン(ペンシルベニア州オークモントCC)第3ラウンド、19位タイからスタートした片山は1バーディ、8ボギー、1ダブルボギーの9オーバー79を叩き、通算15オーバーで45位タイに後退した。
前日5人出場した日本勢の中で唯一予選を突破し、「予選を通っただけでも大したものでしょ。始まる前は『80』を叩かなきゃいい、と思ってたんだから」と自画自賛した国内ツアーの昨季賞金王。前日までは正確なショットを武器に難コースをうまくラウンドした。だが、第3ラウンドは片山自身の攻め方は変わっていないのに、要所要所でパットが入らずズルズルと後退。
唯一の見せ場は果敢にドライバーでワンオン狙いの賭けに出た17番パー4。ティーショットはグリーン左のラフにつかまったものの、そこからアプローチを良いところに寄せて、この日唯一のバーディ奪取に成功。それでも普段のような派手なガッツポーズは見られず、疲労感を全身ににじませた。1打1打に神経を使うタフなコンディションでは、体ももちろんだが、頭の中がクタクタだったということだろう。
トレードマークのテンガロンハットが定着し、アメリカのギャラリーからも「シンゴ」と声がかかることもある。最終日はそんなギャラリーをも味方につけ、片山らしい「絶対に曲がらないショット」で納得のゴルフを見せてもらいたい。