タイガー単独2位! 最終日最終組でA.バデリーと激突

USPGAツアー


 タイガー・ウッズ(米)が単独2位に浮上。最終日は、自身にとってメジャー初の逆転でトリプルグランドスラム(4大メジャーでそれぞれ3度の優勝)を狙うことになった。

 史上最も苛酷といわれるペンシルベニア州オークモントCCを舞台に行われている米男子ツアー今季メジャー第2戦、第107回全米オープンは現地時間16日、第3ラウンドを行い、完璧なゴルフで1アンダー69をマークしたタイガーが、首位のアーロン・バデリー(豪)に2打差の2位につけ、最終日最終組の切符を自らの手でもぎ取った。

 大会3日目は目まぐるしくトップが入れ替わる混戦模様。首位スタートのアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)が6番、7番連続ボギーでトップの座を明け渡すと、その時点で首位に立ったブッバ・ワトソン(米)が9番でトリプルボギーを叩いて陥落。一時は、タイガーも首位タイグループに浮上したが、混戦の間隙を縫って10番、12番、13番でバーディを奪ったバデリーがトップに躍り出た。

 26歳の若武者は「去年のジェフ(オギルビー)に続いて、オーストラリア人のチャンピオンになれたらこんなにうれしいことはない」と興奮気味。最終日タイガーとの直接対決には「すごく楽しみ。競争するのは大好き。特に世界ナンバー1プレーヤーとなら最高。でも相手は誰でも自分のゴルフに徹したい」とメジャー初勝利に向け、瞳を輝かせた。

 一方、タイガーはこの日17番までパーオン率100パーセントとショットが冴えまくった。まずは序盤の3番ホールでバーディを奪うと、2オンに成功した4番パー5ではイーグルパットがカップをのぞいたものの入らず。しかし着実に2連続バーディとしてリーダーボードを駆け上がる。が、そこから危なげないゴルフで再三のチャンスを作りながら、あとわずかのところでパットが決まらない。そして迎えた最終18番、ティーショットを右の深いフェアウェイバンカーにつかまりパーオンならず。3打目のアプローチを寄せ切れず、この日初のボギーで第3ラウンドを終了した。

 後味は悪いが、それでも通算4オーバーは単独2位。ましてオークモントでの2打差はあってないようなものだ。まだメジャーで逆転優勝はないが、最終日はジンクスを破ってメジャー通算13回目の栄冠を目指す。

 その他、通算5オーバー3位タイにポール・ケイシー(英)、ジャスティン・ローズ(英)、スティーブン・エイメス(カナダ)とワトソンがつけ、通算6オーバー7位タイにカブレラの他、ジム・フューリック(米)とこの日のベストスコア68をマークしたスティーブ・ストリッカー(米)が続いている。

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