44歳N.ランカスター奪首! 日本勢は低調

USPGAツアー


 ベテランが気を吐き、日本勢は沈黙した。

 米男子ツアーのジョン・ディア・クラシック(イリノイ州シルビス、TPCディアラン)が現地時間の12日開幕。第1ラウンド7アンダー64の好スコアをマークした44歳のベテラン、ニール・ランカスター(米)が単独トップに立った。1打差の2位タイに同じ44歳のダフィ・ウォルドルフ(米)、46歳のケニー・ペリー(米)、37歳のポール・スタンコウスキー(米)らが続く展開。

 94年にバイロン・ネルソン・ゴルフ・クラシックで1勝を挙げたこともあるランカスターだが、ここ数年はシード権を落とし、現在はPGAツアーとネイションワイドツアー(PGAツアーの下部組織)を行ったり来たりの生活が続いている。今季はここまでレギュラーツアーには3試合しか出場しておらず、賞金ランクは210位。だが、ここに来て復調の兆しが見えてきた。

「先週ブッチ・ハーモン(元タイガーのコーチで強豪プロを教えるカリスマティーチングプロ)と話す機会があって、彼が面白いことを言っていたんだ。“最近の選手はパッティングをメカニカルに考え過ぎる。もっと自分の持っている自然な感性を生かした方が良い”ってね。自分もパットに悩んでいたからヒントになったよ。今週は練習グリーンで球を転がさず、そのまま本番に臨んで、まさに直感で勝負したら良い結果が出た」とご機嫌のランカスター。あまり考えても結果は出ないからと、「練習ラウンドのつもりで楽しむことを優先」してプレーしているのだとか。果たしてこのリラックス作戦が功を奏するか、残り3日間の戦いぶりに注目だ。

 一方、ビッグトーナメントの狭間で賞金ランクの上位選手が欠場する中、同ランクトップ10以内で唯一出場しているマスターズチャンピオンのザック・ジョンソン(米)は、3バーディ、2ボギーの1アンダー70と平凡なスコアで56位タイ発進。「可もなく不可もなし。平凡なラウンドに終始してしまった。明日からはもっとピリッとしたゴルフをしたい」と反省しきり。家から約1時間の地元で、第2ラウンド以降盛り返すことを誓っていた。

 また、日本勢は75人がアンダーパーをマークするバーディ合戦についていけず、丸山大輔が1アンダー70、56位タイにつけたのが最高。前週19位タイに入り、上り調子の丸山茂樹は1バーディ、2ボギーと我慢のゴルフで1オーバー72、95位タイにとどまった。今田竜二は2つのトリプルボギーを叩くなど乱調で4オーバー75と崩れ140位タイ。

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