S.ガルシア、メジャー初制覇に王手!
USPGAツアー
セルヒオ・ガルシア(スペイン)が完全優勝まであと1ラウンドに迫った。
今季メジャー第3戦、第136回全英オープンはスコットランドの名門カーヌスティーGCを舞台に現地時間21日、第3ラウンドの競技を行い、初日からトップを走るガルシアがノーボギーの3アンダー68で回り、通算9アンダー。後続に3打差をつけ、念願のメジャー初優勝に王手をかけた。
「3打リードしていれば、最終日にたとえスタートダッシュできなくても焦る必要がない。そういった意味では凄く有利だと思う。もちろん疲れてはいるが、それは自分だけじゃないからね」とガルシア。99年まだ19歳のときに挑んだカーヌスティーGCで開催された大会は、プロワーストの89-83を叩き予選落ちという悪夢を味わった。しかしもう過去を振り返ることはない。前だけを向き「あと1日、これまで通り自分のゴルフに徹すれば…」、きっとメジャータイトルは手中に収められるはずだと確信している。奇しくも同郷のヒーロー、セベ・バレステロスが引退を表明した大会で、祖国スペインの期待を一身に背負ったガルシアが、ヨーロッパに8年ぶりのメジャー勝利をもたらすか注目だ。
その他上位はこの日7バーディ、ノーボギーの64と爆発したスティーブ・ストリッカー(米)が通算6アンダーで前日の20位タイから2位に浮上。以下、通算3アンダー3位タイにアジア勢初のメジャータイトルを狙う崔京周(韓)、アーニー・エルス(南ア)、パドレイ・ハリントン(アイルランド)、スチュワート・シンク(米)らが続いた。通算2アンダー10位タイにジム・フューリック(米)、ビジェイ・シン(フィジー)他。半世紀以上ぶりの今大会3連覇を狙うタイガー・ウッズ(米)は2アンダー69をマークするにとどまり、ガルシアとは8打差の通算1アンダー15位タイにつけている。
日本勢で唯一予選を突破した谷口徹は3バーディ、6ボギー、1ダブルボギーの5オーバー76と崩れ、通算7オーバー62位タイに後退。最終18番でのダブルボギーが痛かったが、気温が下がり「思ったようなスイングができなかった」のだとか。だが気持ちを切り替え、「(予選を)通っただけでは意味がないので、明日は少しでも順位を上げるよう頑張りたい」と話した。