タイガー8打差15位タイも「まだ諦めない!」

USPGAツアー


 メジャーでまだ1度も最終ラウンドでの逆転勝利がないタイガー・ウッズ(米)が「諦めていない」と宣言した。

 現地時間21日に行われた今季メジャー第3戦、第136回全英オープン(スコットランド、カーヌスティーGC)第3ラウンド。タイガーは前日より5ストローク良い2アンダー69で回り、通算1アンダー15位タイにつけた。通算9アンダー単独首位のセルヒオ・ガルシア(スペイン)との差は8打。一見、3連覇は遠のいたかに見える。ましてこれまでのメジャー勝利はすべて、3日目を終えてトップまたはトップタイでの逃げ切りばかり。不利な条件が揃っている。

 しかし本人から、「思ったよりも天気が悪くならなかったのが誤算。条件が厳しいほど、チャンスが生まれると思ったのだが…。最終日はベストを尽くし、結果としてタイトルが獲れれば良い」と逆転V宣言ともとれる発言が飛び出した。

 ところがスコアや順位より、この日のタイガーが心を痛めたのは6番で打球事故を引き起こしたこと。「打球がイレギュラーな跳ね方をしたので、誰かに当ててしまったかな」と思ったのだが、その不安は的中。現場で女性が血を流している場面に遭遇し「心から申し訳ないことをした」と平謝り。女性は笑顔でタイガーを許し、タイガーは彼女に手袋を差し出したが何とも後味が悪く、「こういう経験は前にもあるけれど、気分が落ち込む」と首を横に振るばかりだった。

 とはいえ決戦は残すところ18ホール。「これから長い戦いが始まる」というタイガーは、かすかに残る51年ぶりの全英オープン3連覇に向け、猛チャージを胸に誓った。

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