タイガーチャージ始動!? T.ハミルトン首位奪取!
USPGAツアー
ここ8試合メジャー優勝から遠ざかっているタイガー・ウッズ(米)がムービングデーにチャージを開始した。
第133回全英オープン(スコットランド、ロイヤル・トゥルーンGC)は現地時間の17日、第3ラウンドを行い、前日17位タイのタイガーが7番までに4バーディを奪い一気にリーダーボードの上位に浮上。8番以降は勢いが止まったが、通算4アンダーとし首位に4打差の7位タイでフィニッシュ。「これで最終日に(優勝の)チャンスが出てきたね」と逆転優勝に意欲を見せた。
この日は快晴、雨、風と目まぐるしく天候が変化する難コンディション。それでも雨で止まりやすくなったグリーンの変化を読み切ったタイガーの好調なショットが目立ち、約2年ぶりのメジャー優勝の可能性が高まって来た。
そんな中、世界ランク2位のアーニー・エルス(南ア)と一緒に回った日本ツアー育ちのトッド・ハミルトン(米)が快調なゴルフを展開。ノーボギーの4アンダー67をマークし通算8アンダーで単独トップに躍り出た。1打差の2位にエルス、2打差の3位タイにフィル・ミケルソン(米)、レティーフ・グーセン(南ア)他、4打差の7位タイにタイガーと、そうそうたる顔ぶれが揃う中、ハミルトンにメジャー初勝利のチャンスが訪れたのだ。
「ここのところずっとゴルフの調子が悪かったから、今この場所(トップ)に立っているのが不思議な気がする」とポーカーフェースのハミルトンらしいコメント。昨年日本で4勝を挙げ、今季から米ツアーに本格参戦した38歳のルーキーは、今年すでにザ・ホンダ・クラシックでデービス・ラブIII(米)を破り米ツアー初優勝を挙げている。「ホンダでハミー(ハミルトン)が勝ったときは皆驚いただろうけど、プレーヤーの立場で言わせてもらえば、彼はかなりいい線いってると思う。低い球が打てるしパターが抜群にうまい。このコースにはピッタリだよ」と同組で回ったエルスも絶賛だ。
当のハミルトンは、「ここでは手段を選ばない“アグリー・ゴルフ”(醜いゴルフ)が役に立つ。たとえば200ヤードを5番や6番アイアンできれいに球を上げてグリーンを狙うんじゃなく、3番、4番アイアンでアプローチを打つ感覚でグリーンに転がして行く、そんなアグリー・ゴルフが功を奏すのさ。そして自分はそれが得意」と自信たっぷり。「上位はいい顔ぶれだね。誰が勝ってもメジャーチャンプに相応しい。自分はそうじゃないけど、110パーセントの力でトライするつもり」。
昨年のベン・カーティス(米)に続き、果たして2年連続でメジャー初優勝者が全英で生まれるのだろうか?