田中のV争い支えた黄色い応援団
USPGAツアー
ニューヨーク州の片田舎、エンディコットで全英オープンと同週に開催された米ツアーB.C.オープン。その優勝争いの中、記号のような漢字がマジックで書かれている黄色いTシャツの集団が、時折叫んでいるのが目立った。
書かれた文字は“田中”。初優勝目指して戦った田中秀道が、敗れたとはいえ自己最高の3位タイとなった原動力がこれだった。
現地の日本人ではない。いかつい男達ばかりの米国人だ。田中がバーディを決めれば、「イエース!」と叫んで肩を叩きあい、田中もバイザーを取ってそれに応える。こんな光景が18ホール続いた。「毎年、増えています。(僕は)外国人なのに、ああやってくれることはすっごくうれしい。励みになりました」。田中はこの熱い応援に対して笑顔を見せた。
遠い米国で戦い続ける日本勢。もちろん同じ日本人の応援もうれしいが、“外国人扱い”で冷たくされることもあるだけに、一際心に響いたに違いない。