タイガー5位タイ発進! 首位はN.ドハティ
USPGAツアー
昨年予選落ちの雪辱を期すタイガー・ウッズ(米)が、上々の滑り出しを見せた。
第107回全米オープンがペンシルベニア州オークモントCCを舞台に現地時間の14日開幕。前日降った雨の影響でグリーンが柔らかくなり、難易度がやや緩和される中、午前の早い組でスタートしたタイガーは、「史上もっとも難しい」と言われるスターティングホールの1番でティーショットを曲げてボギースタートとした。
しかし、要所要所で絶妙のパッティングを決め、3バーディ、4ボギーの1オーバー71をマーク。午前組が終了時点では15位タイだったが、午後、コンディションが難しくなるにつれて順位を上げ、終わってみれば、欧州勢37年ぶりの優勝を狙う単独首位のニック・ドハティ(英)に3打差、5位タイの好位置につけた。
「グリーンも柔らかく、ピンもやさしいところに切ってあった。それでもこれだけスコアが伸びないんだから、このコースの難しさがよくわかる」と冷静に状況を分析したタイガー。特に本人が手応えを感じたのは「上がり3ホール」と言い、「16番は2.5メートルの微妙なパーパットがよく入ってくれた。17番はアプローチが決まってバーディ。18番はグリーンを外しながら、ラフから寄せて入れ頃外し頃のパットを入れることができた。その3ホール、すべてボギーでもおかしくない状況だっただけに、ここを1アンダーで締めくくれたのは、良い兆候」と明日につながるゴルフができたことを強調。
昨年は最愛の父の死から立ち直れぬまま、プロ入り以来初めてメジャーで予選落ちを喫した因縁の大会。しかし今年はもうすぐ自分が父になる。180度違う状況の中、タイガーが狙うのはもちろん優勝の二文字だ。
その他上位は1アンダー69の単独2位にアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)、イーブンパー70の3位タイにホゼ・マリア・オラサバル(スペイン)とブッバ・ワトソン(米)が続き、タイガーと同じ5位タイにビジェイ・シン(フィジー)、ジム・フューリック(米)、ディフェンディング・チャンピオンのジェフ・オギルビー(豪)らがつけている。
一方、13年前にここオークモントでメジャー初勝利を飾ったアーニー・エルス(南ア)は3オーバー73の34位タイでやや出遅れ。手首を痛めているフィル・ミケルソン(米)は4オーバー74で57位タイとスタートダッシュはならなかった。