L.オチョア貫禄の首位奪取! 宮里は足踏み
USLPGAツアー
ロレーナ・オチョア(メキシコ)が、世界ランクナンバー1プレーヤーの実力を遺憾なく発揮した。
現地時間23日に行われた米女子ツアーのウェグマンズLPGA(ニューヨーク州ピッツフォード、ロカストヒルCC)第3ラウンド、相変わらず強風が吹く難しいコンディションの中、前日4位タイにつけたオチョアが5アンダー67の好スコアをマーク。通算9アンダーとし単独トップに躍り出た。
この日のオチョアは、他を圧倒する飛距離と得意のアイアンショットが冴え、18ホール中グリーンを外したのはわずか3ホールのみ。もっとも難易度の高い最終18番ホールでもセカンドショットをピンそば50センチに寄せ難なくバーディを奪い頭ひとつ抜け出した。「ドライバーからパターまですべてが上手く行った。とてもハッピー」と来週に迫ったビッグイベント、全米女子オープンに向け急速に調子を上げている。悲願のメジャー初制覇のためにも、今週勝って弾みをつけたい。
その他、1打差の2位にルーキーのキム・インキョン(韓)がつけ、通算5アンダー単独3位にクリスティー・カー(米)が続いている。前日首位の金美賢(韓)はスコアを3つ落とし、通算4アンダー4位タイに後退した。
一方、前日順位を大きく上げ決勝ラウンドに進出した宮里藍は、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー73で回り、通算1オーバーで前日の19位タイから25位タイに後退。「ショットのタイミングが合わなかった」とスタートホールからいきなりドライバーを右に曲げてボギー発進。続く2番で今度は左のラフに打ち込み2ホール連続ボギーと苦しんだ。しかしそこから立ち直り、8番パー5で3打目をきっちり3メートルに寄せてバーディ奪取。
後半に入ると11番バーディのあと、12番であわやOBのティーショットはセーフだったものの、セカンドは出すだけ。3打目がバンカーにつかまり寄らず入らずのダブルボギーを叩いてしまう。だがコーチである父・優さんと取り組んだ修正が上手くいっているパッティングは上向きだ。要所要所で肝心のパットを決めて、耐えて凌ぐ宮里らしいゴルフで最後まで粘り切り、大崩れせずに踏みとどまった。「考え過ぎた」という技術的なチェックポイントがしっくり行けば、最終日、爆発する予感は大いにある。