尾崎5差12位タイ! T.ワトソン『66』で奪首
USPGAチャンピオンズツアー
尾崎直道が優勝を狙える位置に浮上した。
米チャンピオンズツアーの今季メジャー第2戦、全米シニアオープン選手権(ウィスコンシン州コーラー、ウィストリング・ストレイツ)は現地時間の6日、荒天のため順延となった第1ラウンドの続きと第2ラウンドを行った。第2ラウンドで4バーディ、1ボギーの3アンダー69をマークした尾崎が、通算3アンダー12位タイにつけた。
この日の尾崎は難コース相手にフェアウェイキープ率、パーオン率ともに80パーセントに近い数字を叩き出し、安定したゴルフで上位進出。あとはパッティングさえ決まれば大爆発の予感が漂っている。レギュラーツアー時代から悲願だったアメリカでの優勝に向け、益々エンジン全開だ。
また、初日出遅れた倉本昌弘も復調。第1ラウンドより10ストローク少ない、4アンダー68の好スコアをマーク。通算2オーバー38位タイで楽々予選をクリアした。しかし、青木功は2番パー5で今大会3つ目のダブルボギーを叩くなど苦戦し、通算6オーバー72位タイ。カットラインに2打足りず涙をのんだ。
首位は8バーディ、2ボギーで6アンダー66の猛攻を見せたトム・ワトソン(米/通算8アンダー)。「今日は私の日だった。うまく噛み合ってくれた」と振り返ったが、「でもこのコースを攻略するだけの秘策はまだ見つかっていない。ティーショットの落としどころやクラブ選択など、明日以降もっと難しくなるだろうから気を引き締めたい」と好スコアにも慎重な姿勢を崩さなかった。
3打差の2位タイに、第2ラウンドで5アンダー67と爆発したベン・クレンショー(米)の他、ローレン・ロバーツ(米)、デス・スミス(アイルランド)、ヴィンセント・フェルナンデス(アルゼンチン)らが続き、初日暫定トップのエドアルド・ロメロ(アルゼンチン)は腰に違和感を訴えて5オーバー77の大崩れ。通算1アンダー21位タイに後退したが、「まだ残り2日ある。腰さえ良くなれば、優勝を狙える」と、あくまでも前向きだった。