T.ワトソン自滅! 直道5位タイ、優勝はB.ブライアント
USPGAチャンピオンズツアー
トム・ワトソン(米)がまさかの大崩れ。チャンピオンズツアー10勝目をビッグタイトルで飾れなかった。
同ツアーのメジャー第2戦、全米シニアオープン選手権最終ラウンド(現地時間8日、ウィスコンシン州コーラー、ウィストリング・ストレイツ)、大会初優勝を狙った新帝王ワトソンだったが、このコースでのカギを握る強風に翻弄された。
10番までにスコアを2つ伸ばして通算9アンダーで試合を引っ張ったが、11番パー5でティーショットをバンカーに入れたことから悪夢は始まった。このホール、約2メートルのボギーパットをはずしてダブルボギー。それでもまだ首位の座を守っていたが、続く12番でも短いパーパットをはずしボギー。13番でもボギーと一気にスコアを落とし、通算5アンダーでブラッド・ブライアント(米)に並ばれてしまった。
ワトソンは、15番ではティーショットを潅木の後ろに打ち込み、またしてもダブルボギー。最終18番もダブルボギー。バックナイン43というらしくないゴルフで、結局通算1アンダー単独4位に終わった。地元、カンザスシティで行われた昨季大会も含め、今大会には8回出場し、過去5年で3回2位と勝てないワトソン。リベンジを目前にしていた今年も、最悪の形で勝利を逃した。
一方のブライアントは、ワトソンと5打差でスタート。11番までに5つスコアを伸ばしてワトソンから首位を奪い、通算6アンダーでメジャー初優勝。レギュラーツアー時代には雲の上の存在だったワトソンを見事に打ち負かし、マスターズ王者のベン・クレンショー(米)に3打差、パットの名手、ローレン・ロバーツ(米)に4打差をつける勝利で現在の実力を見せ付けた。
5打差6位タイから逆転を狙った尾崎直道は、アイアンの切れが悪く、3バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの3オーバー75。通算1オーバーとスコアを落としたが、それでも順位は5位タイ。4位となったシニアPGA選手権に続き、メジャー2試合連続トップ10入りを果たしている。
また、通算8オーバー52位タイでスタートした倉本昌弘は、前日の78に続き10オーバー82の大叩きを演じ、通算18オーバー。62人中58位タイに終わっている。